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12月04日-04号

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  1. 磐田市議会 2019-12-04
    12月04日-04号


    取得元: 磐田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和 1年 11月 定例会          令和元年11月磐田市議会定例会会議録◯議事日程(第4号) 令和元年12月4日(水)午前10時開議  日程第1会議録署名議員の指名  日程第2一般質問発言順位1番、2番)◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席及び欠席議員  出席議員(25人)      1番  秋山勝則君        2番  小栗宏之君      3番  江塚 学君        4番  小池和広君      5番  戸塚邦彦君        6番  鈴木正人君      7番  鳥居節夫君        8番  小柳貴臣君      9番  永田隆幸君        10番  草地博昭君      11番  芦川和美君        12番  芥川栄人君      13番  虫生時彦君        14番  絹村和弘君      15番  加藤文重君        16番  寺田幹根君      17番  松野正比呂君       18番  寺田辰蔵君      19番  高田正人君        21番  鈴木喜文君      22番  根津康広君        23番  高梨俊弘君      24番  岡  實君        25番  増田暢之君      26番  山田安邦君  欠席議員(なし)◯職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長     飯田剛典君    書記       神谷英雄君  書記       野末茂之君    書記       河野順一君◯法第121条第1項の規定による説明のための出席者  市長       渡部 修君    副市長      高田眞治君  総務部長     鈴木博雄君    危機管理監    井口光芳君  企画部長     酒井宏高君    自治市民部長   袴田浩之君  健康福祉部長福祉事務所長     こども部長    山内秋人君           平谷 均君  産業部長農林水産課長       建設部長     鈴木政弘君           真壁宏昌君  環境水道部長   松下 享君    スポーツ振興課長 水谷美すゞ君  健康福祉部参与福祉課長      高齢者支援課長  寺田克久君           栗田恵子君  道路河川課長   西山 実君    都市整備課長   加藤一哉君  環境水道部参与環境課長      教育長      村松啓至君           川島光司君  教育部長     市川 暁君   午前10時 開議 ○議長(寺田幹根君) おはようございます。 お待たせしました。出席議員が定足数に達しておりますから、議会は成立しております。 ○議長(寺田幹根君) これより、本日の会議を開きます。 ○議長(寺田幹根君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますから報告します。 △会議録署名議員の指名 ○議長(寺田幹根君) それでは日程第1、「会議録署名議員」の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により   14番 絹村和弘議員   17番 松野正比呂議員 を指名します。 △一般質問 ○議長(寺田幹根君) 次に日程第2、「一般質問」を行います。 順次質問を許します。 △3番 江塚学君の一般質問 ○議長(寺田幹根君) 3番 江塚 学議員。     〔3番 江塚 学君 登壇〕 ◆3番(江塚学君) おはようございます。これまで毎年夏に公明党磐田として生活保護問題議員研修会の研修を受けてまいりました。本年で3回目となりましたので、これまで研修で学んだことを一般質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは、大項目1、生活保護について、以下を伺います。 最初に、中項目(1)生活保護の要件について伺います。 磐田市のせいかつのしおりの中に、私たちは思いがけない病気や事故などのために自分の力だけではどうしても生活できなくなってしまうことがあります。生活保護は生活に困っている人が資産や能力などを活用してもなお生活していけないときに、生活保護法に基づき最低限度の生活を保障し、一日も早く自分で生活できるように援助する制度とあります。資産の活用では生活の維持のために持ち家を売却し活用するとなっています。持ち家を売却することで逆に生活保護者の自立に向けた意欲をそいでしまう場合や、高齢になればなるほど長年住みなれた土地で住み続けたいと思うことはよくあることで、自己所有の持ち家に住んでいることを理由に生活保護を断られることがあってはならないとなっています。厚生労働省の通達でも処分価値利用価値に比べて著しく大きいと認められる場合を除き、原則として住むための不動産は保有を認めることとされています。また、住宅ローンがある場合は原則として保護の適用は行うべきでないとなっています。返済が住んでいないローンが短期間や少額の場合でも適用されないのでしょうか。 そこで、小項目①として、持ち家の保有と売却について、本市の条件、基準を伺います。また、住宅ローンがある場合の取り扱いを伺います。 次に、生命保険学資保険などの解約について伺います。 生命保険解約払戻金は資産として活用されるのが原則となっています。しかし、保険には万が一の場合に備えるという、保障することに大きな意味があり、解約払戻金は資産といっても必要なものを購入するためにためている貯金とはかなり性質が違っており、少額の解約払戻金まで活用を求めるのは社会通念上適当ではなくなってきています。また、保険解約により保護廃止後の世帯の自立更生に支障を起こす場合もあり、要保護世帯に保険による保障の効果や危険を保障する保険であれば解約を求めないと示されています。また、貯蓄性の高い学資保険保護申請時に受け取り時期が15歳満期、または18歳満期の学資保険に加入している場合、解約払戻金が50万円以下である場合には、その金額を満期時に生活保護法63条、費用返還義務による返還の対象とすることを前提に保有が認められることになりました。満期保険がおりた場合、学費の不足分として私立授業費差額分修学旅行費クラブ活動費等に使われるものは返還が免除され、それ以外の部分だけが返還の対象となります。使用目的生活保護趣旨目的に反しない限りは収入認定除外対象として取り扱われることになります。 そこで、小項目②として、契約している生命保険学資保険などの解約について、本市の条件、基準を伺います。 次に、現金と預貯金の所有について伺います。 現金と預貯金については最低生活月額を上回る現金、預貯金がある場合は保護は受けられないとされています。また、最低生活費月額の半額を超える額の現金と預貯金があれば生活保護が開始されてからも収入と認定され、開始月の保護費が減額されて運用することとなっています。しかし、生活保護を利用中に保護費を切り詰めてためた場合、先ほどの学資保険と同様に使用目的生活保護趣旨目的に反しない限りは活用すべき資産には当たらないとなっています。現金と預貯金の保有が認められることで、次の生活再建、立ち直り、生活保護状態からの脱却の助けとなり、とりわけ大学等の進学を考えている保護世帯においては一定の保有は必要となってきます。 そこで、小項目③として、現金と預貯金の所有について、本市の条件、基準を伺います。また、生活保護を利用中に生活費を切り詰めての貯金について、本市の条件、基準を伺います。 次に、高校生のアルバイトについて伺います。 生活保護世帯の高校生がアルバイトで得た収入について、自分で稼いだお金は自分のために使いたいと思うのは当然のことのように思います。親にお小遣いを欲しいと言えず、アルバイト代で友達と映画を見に行ったり、学校の帰りに友達とコンビニに立ち寄り、将来のことを話しながら食べたりするようなささやかなこともできないのでしょうか。また、将来やりたいことのために資格をとり、大学進学や就職のために自動車免許のためにお金をためたりすることはできないのでしょうか。これらのことは生活保護世帯の子供にはぜいたくとみなされ我慢するのは当然なのでしょうか。高校生がアルバイトで得た収入は全て収入認定の対象となり、生活保護費が減額となってしまうのでしょうか。 そこで、中項目(2)として、生活保護世帯における高校生などのアルバイト収入について、本市の条件、基準を伺います。 次に、車の保有について伺います。 生活保護申請の際、自動車の保有が認められず、申請を断念するケースが全国的に多くあります。これからさらに公共交通機関の充実は望むことができず、高齢者の買い物、病院等への移動に関する公共サービスは拡充しても、ひとり親子育て世代にとっては仕事をする上でも子供を保育園に送迎したり、学校の課外授業等で親が現地に直接送るような場合など、自動車はなくてはならない必需品となっており、子育てに大きな影響があります。子育て世代にとって自動車は資産というより地域社会で子供を育てる上で欠かせない生活の必需品となっています。ひいては、生活保護世帯になったことで行事参加が減ることにより、地域社会から著しく孤立することにつながってしまうのではないでしょうか。こうした中、自動車の保有要件は徐々に緩和されつつあり、厚生労働省が昨年度全国の自治体に対して自動車保有要件緩和について意見聴取を行ったところ、多くの自治体が要求の緩和を求める回答がありました。また、自動車がないと日常生活が成り立たない地域では自動車の保有を積極的に認めている社会福祉事務所もあります。そして、各地で実施要領の規定を適正に解釈することにより、保有を認めていく動きもあります。 そこで、中項目(3)として、生活保護世帯の通院、通勤や通園に必要な自動車の保有について本市の条件、基準を伺います。 次に、交通費について伺います。 突然の病気などで働けなくなり、収入が途絶えてしまい、生活保護を受ける人が多くいます。その人たちは病院で治療を受けるため通院しなければなりませんが、通院するためのバスの本数は少なく限られています。タクシーを利用すれば高額となってしまいます。そのために病気治療を断念してしまうことがあります。また、生活保護により自動車保有が認められず、子供が離れた保育園の通園であればバスの送迎、高額なタクシーでの送迎や保育園のバスを利用することになります。そして、みずからも働くためにバス通勤、または高額なタクシーでの通勤となります。そのために保育園をやめてしまったり、みずからも仕事に行けなくなってしまったりと負の連鎖につながってしまうことがあります。 そこで、中項目(4)として、自動車保有のない生活保護世帯の通院、通勤や通園のための交通費について、本市の条件、基準を伺います。 次に、生活保護世帯の生活費を上回る年金収入がある場合について伺います。 今後、ますます高齢化により単独世帯がふえることで起こってくる問題があります。それは、年金で生活をしていて生活保護世帯の生活費を上回る年金収入がある場合です。年齢を重ねる中で介護保険制度を利用するようになり、医療費に加え介護サービス利用料介護保険料を支払い、経済的に困難となることで生活保護を申請しなければいけない状態となります。このように年金収入生活保護世帯の生活費を上回る場合において、生活保護が認められないのでしょうか。 そこで、中項目(5)として、生活保護世帯の生活費をわずかに上回る年金収入がある世帯が、医療費や介護サービス自己負担分を支払うと生活保護基準を大きく下回る場合の本市での対応を伺います。 次に、中項目(6)災害と生活保護について伺います。 2011年3月11日の東日本大震災では、津波による多くの犠牲者と、福島第一原子力発電所事故により、震災発生後のピーク時において被災者は40万人以上にのぼりました。そのうち961人が地元を離れ13市区町村の避難所に避難したデータがあります。今後発生するとされている南海トラフ巨大地震では、東日本大震災をはるかに超える被害と避難者が出ると想定されています。そして、大規模災害が発生すれば多くの人が避難所生活となり、場合によってはなれない遠隔地での避難所生活が余儀なくされることになります。また、他の市町からも磐田市に避難されてくる人も出てくることも考えられます。 そこで、小項目①として、大規模災害時に遠隔地等避難場所へ行った場合の生活保護の支給について伺います。 小項目②として、避難所や仮設住宅で炊き出しなど食費、光熱費等の実費分がある場合の生活保護費取り扱いについて伺います。 小項目③として、生活保護受給者の義援金、給付金等取り扱いについて、条件、基準を伺います。 以上で、私の一般質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 江塚議員、中項目(5)の生活保護世帯の収入をわずかにということでしたが、通告では生活費をというふうになっておりますので、この修正申告を受けておりませんので、この内容を今当局に確認して、生活費が収入に変わったことによって答弁の内容が変わる可能性がありますので、今確認しておりますのでしばらくお待ちください。 ○議長(寺田幹根君) 暫時休憩します。     午前10時17分 休憩     午前10時18分 再開 ○議長(寺田幹根君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 江塚学議員一般質問を続けます。 ○議長(寺田幹根君) 当局の答弁を求めます。 市長。     〔市長 渡部 修君 登壇〕 ◎市長(渡部修君) 改めましておはようございます。江塚議員の質問に回答させていただきますが、私自身も中学、高校生のころ我が家は生活保護受給世帯となりまして、そんなことを、時代が大きく違うとはいえ思い出しながらお聞きしておりましたので、そういう思いも込めて、ただ、情と制度は違いますので、そんなことも先に申し上げさせていただいて回答させていただきます。 生活保護についてでございますが、本市の条件、基準の見解を御質問のことはよくわかっておりますけれども、生活保護制度は全国一律の基準により運用されている制度でございますので、本市も国の基準どおり運用してるところでございます。制度の原理といたしまして、保護は生活に困窮する方がその利用し得る資産、能力、そのほかあらゆるものをその最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われることになります。そのため、保護に優先して資産等の活用を求めることとなります。 初めに、生活保護についての生活保護の要件のうち、持ち家についてでございますが、持ち家は本人の居住用であれば原則保有が認められます。ただし、処分価値が著しく大きいと認められる場合には保有を認めず売却等による資産活用を求めます。これは著しく高額で売却できる資産を所有し、それを売却すれば保護を受けることなく長期間安定した生活ができる場合のあることを考慮しての手順でございます。ローンつき住宅を保有している場合は、生活に充てるべき生活保護費からローンの返済をすることで、実際の生活が最低生活を下回ることになるため処分を求めます。 次に、生命保険学資保険についてですが、生命保険学資保険は活用すべき資産となるため、原則保有を認めませんが、条件を満たせば解約を求めない場合がございます。 次に、現金と預貯金についてですが、生活保護開始時の手持ち金は一カ月分の最低生活費の5割を保有可としてございます。生活保護利用中の預貯金は不正な蓄えではないことや、使用目的が自立の助長などにつながると認められる場合には保有を認めてよいとされております。 次に、高校生などのアルバイト収入についてですが、アルバイト収入修学旅行費など修学のために必要な費用に充てる場合は収入認定はしてございません。 次に、自動車の保有についてですが、自動車は資産となるため原則として処分していただきます。ただし、障害者の通勤、通院や公共交通機関の利用が困難な地域の通勤用などに限り保有を認めているところでございます。 次に、自動車がない世帯の交通費についてですが、通院・通学の場合は申請に基づき、必要最小限度の交通費を支給しております。通勤の場合は必要経費として就労収入から控除をしております。 次に、医療費や介護サービス自己負担分を支払う場合の対応についてですが、最低生活費を上回る年金収入があっても医療費等自己負担分を支払うと生活保護基準を下回る場合には生活保護の適用になります。 次に、災害と生活保護については関連がありますので一括して回答いたします。被災者の生活保護につきましては、災害ごと厚生労働省より被災者の生活保護取り扱いが示されますので、その内容に従いまして生活保護を実施してるところでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ◆3番(江塚学君) 御答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 まず、大項目1の中項目(1)の①のところで、生活保護は全国一律の基準でということで、それがベースということは研修の中でもいろいろ学んだところでございますが、基本的にあらゆるものを活用する中で持ち家の保有っていう部分で処分が大きい場合ということは処分ということで、この全国一律という部分もあるとは思いますが、磐田市として目安的にこれぐらいの処分価値っていうのが目安があればお伺いしたいと思います。また、ローンは基本的にはもう処分だということで、一次質問の中でローンの際も短期間でなおかつ生活保護費に影響がない程度のローン返済の場合も全て売却しなければいけないかということを伺いたいと思います。 あと、大項目1の中項目(1)の②の学資保険のほうなんですけども、ちょっと私聞き漏らしたかもしれませんが、一カ月の5割を保有までは認めてよいということだったのかな。そのところを済みませんがもう少し詳しく、学資保険の解約についてもう少し詳しくお聞かせください。 あと、大項目1の中項目(4)の自動車の保有のところです。先ほど原則的には処分ということで、例外としては障害者だとか等々の公共交通機関の著しく悪いところっていうことで例を挙げて答えていただきましたが、私がちょっと思うところはひとり親子育て世代のお母さんの部分でありまして、やはりこの自動車がないということが子供のいろいろ成長する過程においてもなかなか支障があるのではないかと考え質問させていただきましたので、このひとり親子育て世代にまで今までにもこういう検討がなされたのか、また今後そういう検討があり得るのかっていうことでお伺いしたいと思います。 最後に、大項目1の中項目(6)の全般的に答えられたと思いますので、中項目(6)ということで再質問させていただきます。生活保護はできるよっていう、大筋ではそういうことだったと思いますけども、例えば遠隔地、津波なんかで避難してきて身分証明だとか、身分証明を証明するものだとか、住所とか資産を的確に証明できないような場合でもスムーズに申請した場合に生活保護が受けられるのか、そこの点を聞きたいと思います。 あと、中項目(6)の中の義援金と給付金のところです。これはよくちょっと聞き取れなかった部分もあるんですけども、これは何か手続とかが必要なのか。義援金とか給付金が認められる場合のことについてもう少し詳しくお伺いしたいと思います。 以上です。 ◎市長(渡部修君) まず、非常に具体的なことが多いものですから、1点目の持ち家の処分の目安、ローンの見解、それから学資保険の件、自動車の保有の件、特にひとり親世帯のことをおっしゃいました。それから、一括でお答えさせていただきましたけど、災害があれば厚労省から指示は出るんですが、より具体のことでございますので、証明書等、義援金、給付金等、担当の部長に答弁をさせますが、学資保険の件は先ほど答弁いたしましたのは2分の1とかではなくて生命保険学資保険は活用すべき資産となるため、原則保有を認めておりませんが、条件を満たせば解約を認めない場合もありますと答えておりますので、何分の1とか何割とかっていうのは答えてございませんので、よろしくお願いします。 以上です。 ◎健康福祉部長(平谷均君) まず、持ち家の処分に関するものからお答えします。冒頭市長が申し上げましたように国の基準に基づいてそれと同様の運用をしてるわけでございますが、目安としますと標準3人世帯の10年分の最低生活費に相当する処分価値がある場合ということで、金額的には2,000万円程度。2,000万円を超える物件が該当するというふうに考えております。 それから、ローンつき住宅、少額ですとか短期間におけるものという御質問でございましたが、生活保護の給付といいますのは生活に充てるべき生活保護費でございますので、そこからローンの返済をするということは最低限度の生活が維持できないという、そんなような観点、そしてその生活保護費からローンの返済を行って個人の資産を形成するといったことはこの制度にはそぐわない、納税者の理解も得られないというふうな考えのもとに原則どおりローンの住宅については処分を求めるようになります。 それから、学資保険につきましてですが、解約を求めない場合は危険対策目的で貯蓄性が弱いこと、解約返戻金が少額であること、保険料額が少額であること、この全ての条件を満たす場合が該当するということになっておりますので、そのような運用をしているようなところでございます。 それから、自動車の保有につきましては、そういった御相談もいろいろあるというような、御不便もあるというようなところは承知をしておるところではございますが、障害者の通勤・通院や公共交通機関の利用が困難な地域の通勤などに限るというような原則がございますので、そういった対応をとっている状況でございます。 それから、大規模な震災におけます具体的な身分証明書ですとか義援金に関します手続につきましては福祉課長から答弁をさせていただきます。 ◎福祉課長栗田恵子君) 災害時の生活保護取り扱いについてですが、先ほども一次答弁でしたとおり、大きな災害の場合には国からの通知に基づいて対応をしていくところでございます。生活保護を受けていた方がもし磐田以外の場所で生活を継続するという場合には当然そちらの実施機関と連絡をとりながら対応していくという形になりますので、スムーズな対応が、通常の場合でもしていますので、できるかと思います。また、新たに生活保護を被災地で申請したというような場合についてはできるだけ速やかな対応を心がけていくというようなところは原則的なところでございます。 あと、義援金、それから給付金の取り扱いなんですが、東日本のときの国からの通知によりますと、義援金給付金自立更生のために充てられる額を収入認定しない、自立更生の目的を超える額を収入認定するというような取り扱いがありまして、収入、義援金・給付金について使途を確認するようなやりとりをしながら対応をしていきたいと思っています。生活保護の場合は、収入があった場合は速やかに実施機関のほうに連絡をしていただくというような原則的なところがありますので、その内容に従って対応していくところです。 以上です。
    ○議長(寺田幹根君) 健康福祉部長、先ほどの1の(4)の答弁の中で、自動車保有に関する答弁の中で、障害者の通勤、通学というふうに聞こえた部分がありましたが、障害者でよろしいですか。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(平谷均君) 自動車の保有の件につきましては、一次答弁で回答しましたように、障害者の通勤、通院や公共交通機関の利用が困難な地域の通勤用などに限り保有を認めますということで、こういった原則に基づいて対応していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(寺田幹根君) はい、わかりました。ありがとうございます。 ◆3番(江塚学君) ありがとうございました。再々質問とちょっと確認をさせてもらいたいんですけど、先ほど部長のほうで大項目1の中項目(1)の②の説明をしていただいたんですけど、学資保険についての説明でよろしいのか、そこをちょっと確認させてもらい、何か生命保険の説明だったのかなってちょっと自分思ってしまったので、そこをちょっと確認させてもらいたいと思います。 もう一つは、中項目(6)の先ほど東日本の義援金のことを課長のほうから説明していただきましたが、収入認定しないということで、例えば遠くに行っててそこで義援金をもらって地元というか帰った場合、その証明するような何か手続があるのかどうなのか。書類とか何かで残すものがあるのかっていう部分がわかれば教えていただきたいと思います。 以上です。 ◎健康福祉部長(平谷均君) 学資保険の解約を求めないところの該当する条件ですが、生命保険ではないかというお話でございましたが、学資保険生命保険とも同じような基準でもって対応しております。 以上です。 それから、遠隔地についての証明の関係につきましては福祉課長から答弁させます。 ◎福祉課長栗田恵子君) 義援金・給付金の収入については、もちろんいただいた額が証明できるものがあればそれをつけていただくこともありますが、まずは収入があった場合に実施機関のほうに御連絡をいただいて、その対応を検討していくというところからスタートをしていきますので、丁寧な対応をしていきたいと思っています。 ◎健康福祉部長(平谷均君) 自動車の保有の件につきまして、もう少し丁寧に説明をさせていただきたいと思います。議員からは子育て世帯、ひとり親の場合には車がないと不便をするというような問いでございましたが、自動車保有を容認できる条件といたしましては、障害者の通勤・通院・通所・通学用、そして公共交通機関の利用が著しく困難な地域の通勤用、そしてさらには深夜勤務等の業務に従事しているものの通勤用のみに限定をして自動車の保有を認めるようなことができるというふうになってございます。 以上でございます。 △23番 高梨俊弘君の一般質問 ○議長(寺田幹根君) 次に、23番 高梨俊弘議員。     〔23番 高梨俊弘君 登壇〕 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、通告に従いまして一般質問を行います。ことし最後の一般質問になりますがよろしくお願いいたします。 大項目の1、防災対策の強化についてお伺いをします。 9月に首都圏を直撃した台風15号によります被害は、住宅の損壊や浸水被害、土砂災害に加え大規模停電により断水、農林漁業、製造業、観光など甚大な被害をもたらしました。その1カ月後には大型の台風19号が伊豆半島に上陸し、関東を縦断し、東海、関東甲信越、東北で記録的大雨をもたらしました。土砂災害、堤防の決壊による8万棟以上の住宅が水につかったり全半壊したりする被害を受けています。静岡県内でも伊豆地方を中心に住宅の一部損壊、農林水産業や公共施設の被害があり、被害額として昨年の台風24号を上回る180億円の被害になったと報道されています。今回の台風による被害を受けた地域では避難のあり方や住宅が被災した後の避難所での生活の様子、復旧・復興への課題などが指摘をされています。 中項目の(1)です。台風19号による高波の影響で、磐田市の鮫島海岸周辺の保安林を保護する防潮堤が約300メートルにわたって侵食され、海岸に続く階段が大きく削り取られ、現在は立入禁止になっています。 1点目です。被災の規模、今後の復旧の見通しについて伺います。 2点目です。高波による海岸の緊急的、長期的な侵食対策が必要と考えます。市の考えと遠州灘沿岸侵食対策検討委員会でどのような検討がなされているのかをお伺いします。 3点目です。竜洋地域から福田地域までの防潮堤整備事業と海岸の侵食対策をどのように考えるのか、見解を伺います。 中項目の2です。市内では台風19号の大きな被害がなかったものの、道路の冠水や指定避難所への市民が避難をしています。 1点目です。避難場所の開設、避難の状況、課題についてお伺いをします。 2点目です。台風による災害の危険性が高まると、市民からの問い合わせが多くなります。市の対応と課題について伺います。 3点目です。議会の広報広聴委員会が行った議会報告会で今回の台風19号では排水機場がとまったり、稼働するのに手間取ったなどの意見を聞きました。排水機場、ポンプ場の稼働状況、課題についてお伺いをします。 中項目の3です。今回の台風19号による広域浸水により、被害を受けた東日本などの地域では認知症や重度障害がある災害弱者に対する課題があったと報道されています。災害時に高齢者や障害者を支援し、どこに避難させるかを個別に定めた災害時ケアプランが必要だと指摘をされています。災害時ケアプランの作成にはケアマネジャーや相談支援専門員の役割が欠かせません。連携して災害時ケアプランを作成することが必要になっていると考えます。見解をお伺いをします。 中項目の4です。台風による農業被害に対して国などから補助金支給などの支援がされています。台風等の自然災害により被害を受けた農業者が営農を再開するための支援として重要な施策だと考えます。 1点目です。昨年の台風24号は住宅の停電や市内の農業にも被害をもたらしました。農業被害へは国などから補助金の支給がありますが支払い状況と課題についてお伺いをします。 2点目です。農家から申請してから支払いが行われるまで期間がかかるとの声を聞いています。現状と課題についてお伺いをします。 大項目の2、兎山公園と周辺の整備についてお伺いをします。 2020年春の開業に向けJR御厨駅の工事が行われています。駅の外観もでき上がり、周辺の整備も進んでいます。新駅の周辺には兎山公園や国指定遺跡の松林山古墳、高根山古墳、御厨堂山古墳、稲荷山古墳、秋葉山古墳などの御厨古墳群があり、散策するには大変いい場所となっています。そこで兎山公園と周辺の整備についてお伺いをします。 中項目の(1)です。鎌田にあります兎山公園はブランコや滑り台、ローラー滑り台などがあり、子供たちに利用をされています。また、公園内には軟式野球場が1面あり、子供から大人まで利用をしています。公園内にあった児童館は2009年に老朽化を理由に廃止されました。存続を望む声が多くありましたが廃止され、交流センターで事業を行うようにはなっています。子育て世代は今でも児童館の建設を望んでいます。更地になった跡地はそのままで、現在も使われていません。市民の声を聞き整備すべきと考えます。見解をお伺いをします。 中項目の(2)です。公園内のローラースケート場は雨が降ると水がたまりやすくなっています。対応策についてお伺いをします。また、若者たちがスケートボードの練習にこの場所を使っています。来年2020年の東京オリンピックにはスケートボードが新たに採用されました。ローラースケート場で練習をしていた若者から市内には練習場所がないので初心者も使用できるスケートパーク、報告書にはスケートボードパークと書きましたが、一般的にはスケートボードからインラインスケートなどの練習場所としてスケートパークと呼ぶそうです。ここで訂正させていただきます。これを整備してほしいとの要望があります。見解を伺います。 中項目の(3)です。老朽化したローラー滑り台は今年度中に改修されるとのことです。改修内容と時期についてお伺いをします。 中項目の(4)です。兎山公園の炊事場は老朽化をしていると考えます。その場所には兎山遊園の看板があり、兎山公園に整備される前の標識となっています。ボーイスカウトの方々が使っているとのことですが、利用者の声を聞き改修を行ったらと考えます。見解を伺います。 中項目の(5)です。兎山公園は御厨古墳群に囲まれています。市民の声を聴き共同して兎山公園と古墳を生かした整備をすることが必要だと考えます。見解を伺います。 最後の大項目の3です。環境問題について伺います。 中項目の(1)です。日本にいる外来種は判明しているだけでも2,000種を超えると言われています。この数には農作物や観賞用の植物、家畜やペットと、飼われている動物なども含まれます。全ての外来種が問題というわけではなく、私たちの生活と密接にかかわりを持っているものも多いのが現状です。外来種の中でも自然生態系などへ悪影響を及ぼす危険がある動植物を特定外来生物といい、146種が指定されています。セアカゴケグモは既に日本各地で定着が確認されている毒グモで、かまれると全身症状、痛みや発汗、発熱や皮膚の壊死など重症化する危険性もあります。また、アライグマは糖度の高い果物や野菜類を中心にスイートコーン、カボチャ、スイカなどへの被害を与え、捕獲をされています。ペットとして飼われていて野生化したカミツキガメなど、人にも影響を与えています。 1点目です。磐田市内での外来種調査の現状と対策についてお伺いをします。 2点目です。日本では2012年に愛知県で初めて生息が確認されたクビアカツヤカミキリの生息地が拡大し、桜、柿、梅、桃などの被害が埼玉県、栃木県、群馬県、東京都、大阪府などで報告をされています。クビアカツヤカミキリは中国などを原産とする外来昆虫です。幼虫が桜、梅、桃などに寄生し内部を食い荒らし、木を衰弱、枯れさせるため、観光や農業への被害、倒木による人身、建物への二次被害など多岐にわたる被害が懸念をされています。群馬県では平成31年4月1日から令和元年8月30日までの調査で被害本数が3,561本、そのうち桜が3,052本の被害を受けていると報告をされています。静岡県では被害の報告がありませんが、こうした情報の収集、また、対策などが必要だと考えます。見解を伺います。 中項目の(2)です。農薬を使った除草が公園などで行われ問題になっています。 1点目です。市が管理するスポーツ施設、指定管理施設も含みますが、こうした施設や公園、学校施設の除草剤の使用状況についてお伺いをします。 2点目です。グリホサートを主成分とした除草剤が使われていますが、発がん性があるとしてフランスなどヨーロッパでは使用が禁止をされています。しかし、日本では一般にラウンドアップという商標で売られて使用されています。使用についての対応が必要だと考えます。見解を伺います。 以上で、私の一般質問といたします。 ○議長(寺田幹根君) 10分間休憩します。     午前10時52分 休憩     午前11時3分 再開 ○議長(寺田幹根君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 23番、高梨俊弘議員の一般質問を続けます。 ○議長(寺田幹根君) 当局の答弁を求めます。 市長。     〔市長 渡部 修君 登壇〕 ◎市長(渡部修君) それでは、高梨議員の質問に回答させていただきます。 初めに、防災対策の強化の台風19号で被災した鮫島海岸防災林のうち、被災の規模と復旧の見通しについてでございますが、静岡県中遠農林事務所に確認したところ、台風19号による鮫島海岸防潮堤の被災区間は316.2メートルで、昨年の台風24号、ことしの台風15号の被災箇所と合わせて476.2メートルが損壊している状況でございます。また、本年12月中に国の災害査定を受ける予定でございます。早期復旧に向けて対応してると伺っております。 次に、海岸侵食対策についての市の考えと遠州灘沿岸侵食対策検討委員会での検討内容でございますが、本市においても侵食対策は重要課題と考え、遠州灘沿岸保全対策促進期成同盟会により国や県へ強く要望しているところでございます。遠州灘沿岸侵食対策検討委員会では海岸へ投入している砂の堆積状況などの検証データをもとに、学識経験者等の意見を求めるとともに、効果が期待できる侵食対策の検討結果を海岸管理者である県へ提言しております。なお、本年度は検討結果により離岸堤の再配置を進めていくと伺っております。 次に、防潮堤整備事業と海岸の侵食対策についてですが、防潮堤整備区間のうち特に侵食が著しい箇所につきましては今後の工事に影響が出ることも考えられるため、県が実施する海岸侵食対策事業を注視しながら連携を図ってまいります。 次に、道路冠水や避難場所への避難のうち、避難場所の開設及び避難状況と課題についてですが、台風19号では台風接近前の段階で11カ所、その後の河川水位上昇等により18カ所、合計29カ所の指定緊急避難場所を開設し、避難者数は278世帯、509人となりました。課題につきましては、台風接近時の河川水位上昇による指定緊急避難場所の開設判断のタイミングと考えます。 次に、市民からの問い合わせへの対応と課題についてですが、災害の危険性が高まった場合には防災センターの配備を情報収集体制として市民からの問い合わせに対応しておりますが、災害状況に応じて職員を増員するなどの対応を行っているところでございます。課題といたしましては、避難情報等の取得先が十分に浸透していないと考えますので、今後引き続きさまざまな機会を捉えていわたホッとラインなどの周知の啓発を進めてまいります。 次に、排水機場、ポンプ場の稼働状況と課題についてですが、台風19号接近当日に稼働いたしましたのは、排水機場17カ所とポンプ場11カ所でございます。課題といたしましては、設備の老朽化やポンプが始動しない等のトラブル発生時の迅速な対応と考えます。今後も定期的な点検や適切な維持管理を行うことによりまして、有事に対応できるようしてまいります。 次に、災害時ケアプランについてですが、まずは避難準備、高齢者等避難開始の発令により、早目の避難行動を促すことが重要と考えます。通常のケアプランには緊急連絡先と最寄りの避難場所が記載されておりますが、災害時の高齢者や障害者の支援及び避難につきましては事前準備が重要だと認識しておりますので、国の法整備などの動向を注視するとともに、災害時ケアプランに関する取り組み内容について調査を始めていきたいと思います。 次に、台風被害に対する国などからの補助金支給のうち、台風24号による農業被害に対する補助金の支払い状況と支払いまでの期間については関連がありますので一括して回答させていただきます。初めに、補助金の支払い状況でございますが、123件の交付申請に対し、11月末時点で45件の支払いを完了しております。課題は申請から補助金の支払いに時間がかかることと捉えております。その要因といたしましては修繕等に対応できる事業者が少ないことに加え、国費を充当した支援事業であるため、申請に必要な添付書類が多いことや、申請される農業者が手続にふなれなことなどによるものと考えます。このため、できる限りスムーズに補助金手続が進みますよう、今後も引き続き申請者の作成支援を行っていきたいと考えます。 次に、兎山公園と周辺の整備のうち、児童館跡地の整備についてですが、現時点では公園施設の整備は考えてございません。 次に、ローラースケート場の対応策とスケートボードパークの整備についてですが、設置から年数が経過しているため、必要な修繕を予定しておりますが、スケートボードパークへの再整備は現段階では考えておりません。 次に、ローラー滑り台の改修内容と完成時期についてですが、現在と同じ場所に同規模のものを令和2年2月末完成を目標に工事に着手しているところでございます。 次に、炊事場の改修についてですが、現在施設のふぐあいを確認しながら適宜修繕を行っておりますが、今後の更新時には可能な範囲内で利用者の意見を反映した整備をしていきたいと考えます。 次に、兎山公園と古墳を生かした整備についてですが、現在も古墳等紹介する案内看板を設置するなど、一体的な利用に努めてございますが、今後も利用者等の意見を聞く中で必要な改修をするなどさらに利便性の向上を図ってまいります。 次に、環境問題の日本に存在する外来種のうち、磐田市内での外来種調査の現状と対策についてですが、特定外来種の調査は県が平成21年度と22年度に実施しております。また、特定外来種と疑われる生物を市内で確認した旨の情報が寄せられた場合には、県の自然保護課と連携しながら迅速な対応を行っているところでございます。 次に、クビアカツヤカミキリの情報収集の対策についてですが、県内では確認事例がないため具体的な対策は行っておりません。今後は被害を受けた地域の情報を収集するとともに、県と連携しながら対策を研究していきたいと考えております。 次に、農薬を使った除草のうち、スポーツ施設等の除草剤の使用状況についてと、グリホサートを使用の対応については、関連がありますので一括して回答いたします。スポーツ施設、公園及び学校施設において、芝生の管理などの必要な部分で除草剤を使用しております。グリホサートを含む除草剤は一部のスポーツ及び学校施設で使用してございますが、除草剤は目的に応じ最小限の使用とするとともに、濃度及び頻度なども配慮しております。引き続き定められた使用方法に従いまして、適切に使用をしていきたいと考えております。 以上です。よろしくお願いいたします。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは一問一答で質問させていただきます。大項目の1の中項目の(1)のところの小項目①です。鮫島の海岸防災林の被災の状況ですけども、今後の復旧はこれからというお話なんですけど、被害の現状、どのぐらい被害、金額っていうんだ、よくね、この被害どのぐらいの被害を受けたって出るんですけど、その辺の被害のおおよそどのぐらいの費用がこれからかかるんだろうという点と、これは県の事業にはなるようですけど、市としてのそこら辺の負担はあるのかどうか、その点をお伺いします。 ◎市長(渡部修君) 被害額と市の負担割合云々、具体的なことですのでちょっと私承知しておりませんから担当の部長に答弁をさせます。 ◎産業部長真壁宏昌君) 被害額っていいますか、復旧費に関してはこれから国の認定を受けた段階でこれから設計に入りますので、その時点で判明するということで、まだ詳細については発表されておりません。それから、市の負担については今のところ、現在のところはないというふうに伺っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) わかりました。それでは、2点目のところですけども、今回の高潮によります海岸防災林の被災ですけども大変大きな被災だなというふうに考えるわけでありますけど、これから結構長い期間も対策が必要になってくるのかなということですけども、県といろいろ相談しながらということですが、現状を考えますと県のこういう対策が行われてくのはかなり先のようにも感じてしまうわけなんですよね。毎年、今回みたいな大きな台風が来て高波等があると次から次へというような心配もされるわけですけども、その辺の現状ですね。県とのいろいろ要望の中でどのようにされていくのかな。やっぱり緊急的にもっと急ぐっていうことが必要になってきてるんじゃないかなと思うんですけど、その辺の経過についてもう一度お伺いします。 ◎市長(渡部修君) ①のところでよろしいですか。先ほど②と。具体的な要望事項と緊急にっていうことにつきましては、私も率直にそう思っております。私は磐田市に生まれ育った者ではありませんが、多くの皆さんから昔はなっていう話を聞きます。遠くまで白砂青松ではありませんが、砂浜がずっとあってということが直近まで来てる。今回の被害については、鮫島の部分についてはすぐ私も見に行きました。のぼっていったらもうのぼっていった先がえぐれておりますので、そしてテトラポットがある。これは玉突きみたいになってるんですね。そうすると今回国も補正でどれだけのところまで緊急にやっていただけるかわかりませんが、力を入れてやる、スピード感を持ってやるとおっしゃっていただいてますので、こういう台風が来るたびに少しずつ玉突きのようにえぐられるみたいなことは地域住民も含めて、あの近辺にはゴルフ場もありますし、地域住民のお宅等々もありますので、不安の解消のためにはスピード感を持ってやるということが、もう私も地元の皆さんとヒアリングをいたしまして県にも要望して、具体的なものについては担当の部長に答弁をさせます。 ◎建設部長鈴木政弘君) 今回の被災ですね、それから去年も台風24号によって被災して、ことしも被災したということで、去年もことしも国のほうへ期成同盟会で要望に行ったときに、そこら辺の写真も含めて強く要望しているところです。ただ、抜本的な侵食対策については今侵食対策検討委員会のほうで実際進めてるとこなんですけど、今できてるのは砂を、天竜川の砂をとって、それを海岸に投入してると。それから、今年度から新たにテトラポットの再配置をやるというようなことで期待はしてるんですけども、なかなか難しいというか、根拠的にこれをやれば直るっていうところまでまだこぎつけておりませんので、今後も国、県に対して強く要望していくつもりです。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、3点目のところですけど、今回の海岸防災林の被災の侵食の状況とこれから行う防潮堤整備の関連では影響あるだろうというような先ほどの答弁でした。これは全体の、あそこの地域の防潮堤整備事業の中で少し変更ようなのも検討しなくてはいけないのかどうなのか、そういう見通しっていうのは今現在お持ちなのか、それともこれからそうしたことも含めて検討していくっていうことになるのかどうか、その点をお願いします。 ◎市長(渡部修君) 先ほどの①のところで申し上げましたけど、国の査定がこれからですので、それで対策工事にいつごろ測量等々のことが入ってくると思います。それと連動しながら防潮堤の整備の計画をつくってありますが、当然県と連携しながらやらなければいけませんので、そこに国が入ってきますから、そういうことを調整しながらっていうふうに答えさせていただきました。補足があれば担当の部長から答弁をさせます。 ◎危機管理監井口光芳君) 今、市長のほうで回答させていただいたとおり、国、県と連絡を密にとってやっていきたいというふうに思っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、中項目の(2)のところへいきます。中項目の(2)の①、1点目のところですね。避難場所の開設、避難状況、課題というとこですけど、かなりの場所を開設していただきました。課題としますと、やはり開設の時間であったりとか職員体制とかそういうようなことをおっしゃっておりましたけども、地域の協力っていうんですかね、そこら辺がこの開設に当たってどのようにされていたのか、その点もし現状の中で地域の人たちもこの開設に当たって協力というか、そういう体制があったのかどうか、その点をお伺いします。 ◎市長(渡部修君) 具体のことですから担当の部長に答弁をさせます。 ◎危機管理監井口光芳君) 地元の協力ということで、伺っておるのは、例えば高齢者の方であったりとか声かけですね。主には声かけ、避難に対する声かけということがあったということで聞いております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 声かけ等って、具体的に避難場所で一緒に職員と何かするっていうわけではなくて、声をかけてくれたって、そこら辺の協力ということで理解してよろしいでしょうか。 ◎危機管理監井口光芳君) 直接避難場所のほうの運営っていうよりは、先ほど申し上げましたように地元のほうで共助という範囲で声かけをしていただいたということで聞いております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、2点目のところで、問い合わせの点なんですけども、これは市民の方からお伺いしたんですけども、高齢の方ですといつ避難していいかどうかっていうのすごく心配になると。そういうことで問い合わせをするそうなんですけども、職員の皆さん大変忙しいので十分その対応がされてないんじゃないかなっていうお話なんだけど、途中で電話を切られたっていうお話もちょっと聞きましたけども、先ほどの答弁の中ではそういう担当っていうんですかね、問い合わせに対する対応っていう担当がきちっとあるようにお伺いしましたけども、そこら辺ね、専門的にある程度それをやる人がいたほうがきっと市民に対しての対応はしやすいんじゃないかなと思うんですけど、そういう体制がとれてるのかどうか、そこに集まった人の中で対応するっていうような状況なのか、その辺お伺いします。 ◎市長(渡部修君) 電話を切られたっていうのはちょっと私承知してませんが、高齢者等避難準備の報というのは随分どこの自治体も早くになりました。そうすると、その場所の電話いただいた方の状況が受けたところでにわかにわかるわけではありませんので、そういう準備情報が出た時点で我が家は、私は、自分はどうするかっていうことを考えていただかないと、一つ一つ見解を求めて、じゃあそれが正解かどうかもわからないわけですよね。なぜならそのお宅の近隣の状況っていうのは電話の応対でしかわかりません。そうするとどうしてもこれは自助の部分で自分は、マイタイムラインのこともきのうかおとといやってましたけども、御自身で考えていただかざるを得ない部分と、それと公共が、公がやる部分とっていうことが必須になってきていますので、もし議員のほうでそういう電話を、問い合わせがあって話をお聞きになったらそういうアドバイスもしていただければと思います。その電話対応の専門家を置くっていうことはなかなか難しいと思いますので、出たときに公助としてやれる部分を精いっぱいやる。しかし、その電話対応に丁寧に全てっていうのはなかなか難しいっていうことだけ答えさせていただきます。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 今の市長のお話はわからないわけではありませんけど、市民の皆さんから言いますと、もうすごい緊急的な状況なので、特に高齢者の皆さんは1人では行けないから、例えばタクシーの予約したりとか、いろんなことを想定しながら相談してるわけですよね。そうすると、それに的確なある程度の情報がないと対応ができないっていうのが現状だったようです。その方のお話を聞く限りはね。そういった意味から言うと、少し丁寧なアドバイスって言うんですかね、住んでるとこより近い場所が、避難場所があればそちらを紹介するだとかいろんな方法あると思うんですけどね。そういう対応が、細かいですけどもそういう対応をしていただけないのかなっていうような御相談だったんですけど、その辺について、自助努力っていうのは当然なんですけど、ただ、自助努力する、自分がそこまで自分でタクシーを頼んで行くんだよっていうことまで考えているにもかかわらず、その次のアドバイスが少し足りなかったっていうことだったそうですけど、そういう点も含めて少し市の対応としてはやっていただければっていうことなんですけど、その点についてもう一度お願いします。 ◎市長(渡部修君) 丁寧な対応をすることは心がけてやってるつもりでおります。職員もその覚悟でやってると思いますが、より具体的になっての指示を仰がれたときに、これは仰がれたほうも困ることもあるかもしれませんので、ぜひ、今回の場合は、19号の場合はもう3日前ぐらいから気象庁も含めて大きいぞ大きいぞ、大変だぞっていうようなことを警報されてますので、その辺はぜひ議員からもお知り合いの方でしたら啓発のほうよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、3点目のところにいきます。排水機場が17カ所、ポンプ場が11カ所ということでした。稼働の状況の中で老朽化してて十分ではなかったような状況もお伺いをしました。日ごろのそういう排水機場やポンプ場の点検とかそういう作業は常に行われてるのかどうか、その点をお伺いします。 ◎産業部長真壁宏昌君) 点検につきましては、市で委託に出してるものについては定期的に点検をさせていただいてまして、地元管理のものについても地元のほうで点検もお願いをしてるというような状況になっております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) そういうことも行われてるということですけど、そうした中で今回十分ではなかった状況もあったわけですけど、老朽化してきてるっていうのも一つの大きな要因っていうことだと思うんですけど、その辺の今後の更新計画みたいなのは一定持っておられるのかどうか、その点をお伺いします。 ◎産業部長真壁宏昌君) ストックマネジメントということで、適正化事業などを行うことによって順次やっていきたいというふうに思ってはおりますが、国、県の補助の関係もございますので、なかなか一気にはいかないと。ただし、長期的な観点を持って順次やっていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 県とかいろいろ相談しながらということですけど、現在市として排水機場やポンプ場で、一定老朽化してて今後必要だっていうふうな把握みたいなものは既にされてるのかどうか。それをいつやるとかそういう更新するとかいう意味ではなくて、現状把握でそういうことをされてるかどうかお伺いします。 ◎産業部長真壁宏昌君) 全部見て回っておりますので、こういうところが何年後にはここまで必要だねとかっていうのは全て計画を立てております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 続いて、中項目の(3)のところは今後いろいろ少し取り組みを調査していきたいということでしたので、引き続きやっていただくということでここはいいにしておきます。4点目のところです。中項目の(4)ですかね。台風被害に対しての農業被害への補助金の状況です。123件申請があって、11月末現在で45件の支払いということで、かなり残っているわけでありますが、何でそういうふうに遅くなるかっていうのは申請の状況、申請書類のことでいろいろ手間取るっていうことでありましたけども、残っているところを見ますと、もう1年ぐらいたってしまうとまた次来るんじゃないかとかいろいろ心配されると思うんですけど、何らかの対応って何かできないのかどうなのか。国に対しての書類のもう少し簡素化であったり何かとか。市としてれば申請書作成によっていろいろ援助してくっていうお話ありましたけど、ここら辺がすごく農業被害を受けた方々にとっては大変重要な話になるので、このお金の問題っていうのは。そこら辺、何らかもう少し改善の余地があるのかどうかお伺いします。 ◎産業部長真壁宏昌君) 議員のおっしゃるとおりだと思っておりますが、ただ、業者のほうも市内に三、四軒しか対応できる業者がないということで、順番待ちということもございます。それから、国庫補助が入ってるっていうことで申請書類も最大で9種類ぐらい出さなきゃいけないということもありまして、なかなか農家さんも申請に手間取ってるっていうとこがございまして、どうしても時間がかかってしまうっていうことがあります。ただし、それだからといって見捨ててるわけではございませんで、個別にこういうものが必要でこういうものは出してねっていうことは個別に相談をさせていただいて今順次やってる段階でございます。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 国はお金を出すほうですので、そんな現場の実情って余り多分把握されてないと思うんですけど、市とするとそういう現状があるんだよっていうのやっぱり国に伝えてほしいと思うんですよね。それでもって改善もされるんではないかなと思うんですけど、国はお金を出したからみんなそれでお金が回ってやってるんだっていうふうに思われてるかもしれないんですが、市としても国や県に対してそういう要望っていうのは出されてるかどうか、その点をお伺いします。 ◎産業部長真壁宏昌君) 国に直接は言ってはございませんが、ただ今回申請に当たって国が最初に言ってたのと違った、後から違ってきたっていうようなことがございましたので、それは混乱を招くのでということで県を通じて言っていただくようにお願いをいたしました。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、大項目の2のところにいきます。兎山公園と周辺の整備のところです。中項目の(1)のところです。ここで児童館が廃止をされてもう10年がたつわけですけども、跡地はそのまま更地になった状況が続いてるわけですけど、これなくなった当初、あの跡地に何かあずまやですかね、なんかみたいのつくるような話もちょこっと聞いた覚えがあるんですけど、その後何もされてないのでそういう話はもうなくなってしまったのかなと思うんですけど、あのままずっと放置されるのか、それとも少しは建物をたてるとかそういう意味ではなくても整備されるのかどうか、その点をお伺いします。 ◎市長(渡部修君) 私もあの地域に住んでますから、あの古い建物があった、児童館の中に昔の地域の偉い方っていうか著名人のいろんな遺品なんかも飾られていて、ただ、あの敷地、議員も御存じだと思いますけど、今回の子育て支援センターの新設の中にも兎山児童館の跡地でどうだっていう意見は承知してます。私もそれをすぐ担当課に言った1人ですが、余りにも敷地が狭くて、今の状況で駐車場もろくにとれないっていうところで、がけ地があります。それやこれやを考えましたときに、今後あの部分をどう整備したらいいかっていうことは議員がおっしゃったように古墳群もありますし、新駅もできるっていうことで、あの場所での適地に即したような施設が地域の中でまとまって市のほうでもそれはっていうことがあれば整備の可能性は私はあると思ってますが、今回この質問で現時点でのお話ですので、そういうことをそのままになってるけどっていうのはそういう事情でなっております。それから、あそこに建物、大きなものを例えばたてる、旧の児童館と同じような敷地の中でも当時から駐車場がもう本当になくて、地域の中でも賛否両論あるんです。児童館に対するノスタルジーというか哀愁もあるし、かといってあそこに建物をたてたときにがけ地である、のぼっていかなきゃ、駐車場の整備は、それから調整池が、下のローラースケート場も調整池になってますので水がたまる。それやこれやを考えましたときに、あそこに適する施設っていうのはどういうものがあろうかっていうのは今後の課題だと思っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、中項目の(2)のところにいきます。ローラースケート場、今お話ありましたけど、下の調整池があって雨が降るとあそこはあふれてローラースケート場も同じように水たまるわけですけども、少し使ってる人の声を聞きますと、もう少し使いやすくしていただけたらというような声もあるわけですけど、スケートパークについては考えはないようでありますけども、若い皆さんのスポーツのいろんな要望っていうのは大変広くなっていて、スケートボードはなかなか練習する場所がないらしいんですよね。音もしますし、例えば駐車場なんかでやるとすぐに怒られてっていう話で言っておりましたけども、そういう場所で県内ですと藤枝にあったりとか小笠山とか、あと志都呂とか幾つかあるらしいですけど、余りこの磐田市内にはないという話でした。そのスケートパークではないにしてもローラースケート場、あそこは何らかの形で少し改修等されるのかどうか、もう一度お伺いします。 ◎市長(渡部修君) 御質問で水がたまる云々の御質問も入ってましたので先ほど申し上げましたけども、あそこは水がたまるようになってるっていう部分です。それから、私議員でしたけど、あそこのスケート場ができたときに、地元の方でもこういうとこでスケート場つくって、近所に家がないからうるさくはないんだけど、低地になっててそういう場所なのでっていうことも言っておられました。一番最大の原因は、問題はスケートボード、もしくはそういう施設っていうのは見付の駐車場も子供たちが、若者たちがボードでやってたら近隣から苦情があって、夜は電気を消したそうですね、街路灯。そういうことも自治会の人も非常に苦労してる。一番の問題は公でやったときにそこに常時立ち会ってないと、何かあった場合の、けが等々ですよね、これはもう責任の問題になるので、多くのところが誰か立ち会いのもとにやってる施設っていうことが前提になってるはずです。ですから、そういう環境が整う、これは民間も含めてですけども、整えばそれは今の時流のスポーツの一つですから、私は反対するものではありませんが、そういう中にあってあそこをスケートボードみたいなことを改修してやるっていったときに、当然音はうるさくはないでしょうが、その管理責任というものをどうするかっていうのは非常に大きな課題だと思います。もし何かあった場合にはこの議会からもいろんな指摘はあろうかと思いますので、そういう理由でございます。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、中項目の(4)ですかね。兎山公園の炊事場ですけども、まずあそこのところに兎山遊園って昔のあれがそのままなってるっていうのが何となく、兎山公園にありながらそういうのが昔の看板が残ってる。古きを見るっていう点ではいいのかもしれませんけど、少しね、全体そこら辺もありますので、そこの場所は少し改修を行ったらということで今回質問にさせていただきました。特にあそこは市内に余りない体験ができるっていうんですかね、そういう方々にも使われているというふうにはお聞きしております。ですので、少しそういう方の意見も聞いて整備を行ったらということで申し上げたわけでありますけども、ああいう施設が余り市内には、それこそほかの公的な、公的っておかしいですけど、キャンプ場みたいなところ行けばいいんですけどもね、もう少し気軽にできるっていうところでああいう場所が整備されればということでボーイの方々もいろいろお話聞いたことがあるんですけども、そこら辺でもう一度そこら辺の状況の中で今後どんなふうにお考えになってるのか、特にそういう使う方々の意見を聞くっていうのは大事だと思いますので、そういうふうな方向でどのように考えておかれるのかお伺いをします。 ◎市長(渡部修君) まず1点目のミニキャンプみたいな、災害が発生が頻発してる状況ですので、家族単位であったり近所の単位であったりして、ところが今公園っていうのは火を使えなくなってますので、そういうところがあると例えばもう何年もなりますけども、閉校した豊岡東小学校の跡地だとか、兎山公園の名前は都度私も挙げております。その中で、使用する団体等によって意見がちょっとさまざまありまして、ただ駅ができるということで、絹村議員東部の出身ですから御存じだと思いますけど、ここ何年かかけてもう行政も地域の人も主導でうっそうとしたものを剪定して小ぎれいにしてきたんです。駅が来年の3月にオープンします。そして、人の流れがどうなるかっていうこともあってくると、古い看板等々も議員がおっしゃったように、それからこういうものが必然的に必要になってきたなとか、いろんな状況変化が起こってくると思いますので、そのときになってやるべきことはやっていこう、こんな流れで自分はイメージをしております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 最後の5点目のところですけども、中項目の(5)ですね。ここではずっとお話してきましたけど、御厨古墳群ということで、国指定の遺跡がすぐ周りにあるという点では大変いいロケーションなのかなというふうに思います。そういった点はやはりこの間多分既にいろんな形でされているとは思うんですけど、住民の皆さんの声を聞いて、共同してその公園の整備に、いろんな意見をもとにしていくっていうことは大変重要になってるのかな。駅ができることによって注目も、先ほどからお話ありましたけど、されていくんだろうというふうに思いますし、磐田のことを知ってもらう上では大変重要な場所にもなっているのかなというふうに思います。そうした点で今後やはり市民の意見を聞く場を設置して、皆さんからここの整備については意見を聞いてくっていう、そういう方向をつくっていくことが大事じゃないかなと思うんですけど、その辺の見解っていうのはありますでしょうか。お願いします。 ◎市長(渡部修君) 先ほども申し上げましたけど、3点目か4点目のところで。今後、駅がオープンして、あれだけの古墳群があるということ、それから必要性も感じておりますので、そういう時期がそう遠くないうちに来るだろうと思ってます。今ここで御質問いただいたのですぐにそれを立ち上げますとかっていう感覚は今ありませんが、大きな事業も抱えてる中で、やっぱりある一定程度は様子を見て、その中で御意見を聞いてという形の流れにはなってくるだろうと思っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) それでは、大項目の3の環境問題について伺います。中項目の(1)の小項目の①です。市内の外来種の調査ですけども、21年、22年と県が行ってきたということでしたけども、よく外来、いろいろ調べると磐田市には何種類ぐらいそういうのがいたっていうのは調査報告されるんですけども、磐田の場合はそこの21年、22年で調査された段階でどのぐらいの種類のあれがあったかどうかっていうのは報告されているのかどうかお伺いします。 ◎市長(渡部修君) 具体のことですから、担当の部長に答弁をさせます。 ◎環境水道部長(松下享君) その調査で判明いたしました特定外来種でございますが、市内で11種でございます。内訳は、動物が6種類、植物が5種類でございます。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 当時、その数字だったわけですけど、この特定外来種っていうのはどんどんふえてくわけでありますから、その後追加されてる部分を当然把握されてる部分あると思うんですけどね。その後追加されて現在どういうふうになってるかわかれば教えてください。 ◎環境水道部長(松下享君) その調査後に現在まで動物が3種類ふえております。現時点では、計14種類となっております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 現状の対策という点ではそういうのがわかった場合には県と連携してということでありましたけども、市民に対しての何らかの啓発みたいなことはされているのかどうか。たまにはこの公報でそういう状況を報告するだとか、そういうことがされてるのか。新しい危険なものが見つかった場合にはっていろいろあると思うんですけどね、その辺の状況をお伺いします。 ◎環境水道部長(松下享君) まずは、ホームページのほうでは広報、啓発をしているところです。現状、先ほど県との連携のお話もしましたが、特定の外来種が発見された場合は、連携した県がマスコミ等のほうに情報提供することになっております。必要な場合はそちらからも報道機関を通じて周知されるものと思っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 県内の市や何かのホームページを見ますと、その市で見つかった、そうした特定外来種を掲載してるところがあるんですよね。うちの市ではこういうものが見つかりました。さらにそういうものをもし発見したりしたら市に連絡くださいっていうような、そういうようなホームページの項目があったりするんですけど、磐田市にはちょっと見つからなかったんですけど、そういうものも私は必要と思うんですけどね。見解をちょっとお伺いします。 ◎環境水道部長(松下享君) わかりにくい掲載方法でしたらおわび申し上げますが、今のことも含めてよりよいものを目指していきたいと考えております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 2点目のところです。これは皆さんも初めて聞いた外来の昆虫だと思うんですけど、クビアカツヤカミキリ、大変繁殖力が強いそうで、私一次の最初のところで群馬県のお話しましたけどね、もう現在被害本数が3,000を超えてる、3,561って言いましたけど、その前年度が1,510だったそうなんですよ。もう倍になってしまってるっていうことで、その前の年が682ですからもう倍々ぐらいの感じでふえてきてる。大変繁殖が、特に桜に影響があるということで、春になりますと桜を鑑賞するわけですけど、その桜がやられてしまうということで大変群馬県とかあっちのほうでは危機感を持って対応されてるそうです。静岡県、まだ来てないもんで大丈夫だっていうふうに思ってる、私もそう思いましたが、しかしやはりもし1匹でも発見したらもうすぐ駆除しないと本当に広がっていくということがこの間言われていますので、そういうことも含めて市としてこの点については情報収集が大事だとは思うんですけど、その辺についての対応、また、市民の皆さんにもいろんなところで少しこういうのが今全国では昆虫がいろいろ出始めてるっていう情報は少しでも知らせてあげることによって、発見したときに対応がすぐできるんじゃないかなというふうに思います。市内のほかのところで同じようなカミキリムシいますけど、これはそんなに繁殖力が強くないので割と皆さんそんなに見つけても処分する人は余りいないんですけども、このクビアカツヤカミキリに対しては大変繁殖力が強いということだそうですので、どんなふうな啓発があるのかなというふうに思うんですけど、市としてどんなふうにお思いになってるか見解をお伺いします。 ◎環境水道部長(松下享君) 書物の範囲ですが、1匹のメスで1,000個以上一遍に卵産むとかっていう、非常に強い繁殖力だというとこまでは承知しております。広報するにいたしましてもいたずらに危機感をあおるのではなく、皆さんに適切な行動をしていただくためによりよいわかりやすいのが必要だと思います。これについては静岡県の森林林業研究センターというのがございまして、そこでも詳しくやっていただいてると聞いています。これを含めまして県の自然保護課と協力して研究する体制を考えておりますので、先ほど申しましたようにいたずらに危機感をあおるわけではなく、適切に正しくやっていただけ、なおかつ迅速にやれるような方法、そしてその広報について今後考えていきたいと思います。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 中項目の(2)のところにいきます。農薬を使った除草剤の件ですけども、1点目のところで市が管理するスポーツ施設、また学校等で除草剤が使われているということが報告がされました。特に子供たちが利用する公園であったり学校施設には除草剤は使わないほうがいいなっていうのは私の見解なんですけども、その点、特に公園、また学校施設、この点についての見解をもう一度お伺いします。ある程度の量ならいいのかどうなのかっていうことなんですが、私は除草剤はやめるべきだというふうに思うんですけど、その点についての見解をお伺いします。 ◎自治市民部長袴田浩之君) 海外において販売禁止等の規制の対象になっている製品があることは承知していますが、安全使用基準を順守する限りにおいて安全性が担保されているというふうに考えておりますので、フェンス沿いですとか機械での除草が困難なところについては使用頻度、使用量等を注意する中で、今後もちょっと使用せざるを得ないなというふうには思っています。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 今の答弁ですと、除草剤にはグリホサートを主成分とした除草剤を使ってるというふうに理解してよろしいんでしょうか。それとも除草剤っていろいろ種類ありますので、ほかのも使ってるとは思うんですけど、その辺の点について再度お伺いします。 ◎自治市民部長袴田浩之君) 具体的に言いますと、スポーツ施設で6カ所でグリホサート系の除草剤を使用していますし、学校でもグリホサート系除草剤を使用してる学校は小学校で10校、中学校で6校というふうに調査しましたら判明しました。ただ、全てのところにおいて使用してるわけではなくて、使用基準をしっかり守る中で、先ほど言いましたように機会除草がなかなか困難なところについて注意をしながら使用しているというふうには伺っております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 今回質問したのは、除草剤がいろんな場所で使われてるっていう点と、特にグリホサートを主成分にしたものが使われてる、これが大変危険だっていうことで諸外国では禁止され始めてるんですけど、それを日本の場合は国のそういう安全基準緩いもんで、これが使われてる状況なんですけど、少なくとも学校施設についてはもうやめていくような方向を検討していくほうがいいんではないかと私思うんですけど、その点について再度お伺いいたします。 ◎教育部長(市川暁君) 今、本当に限定的なところで使わせていただいております。それと、使う時期を限って、長期休みのときとか土日中心でやらせていただきますので、今後について検討の余地はありますけれども、現状はそのようにさせていただいております。 以上です。 ◆23番(高梨俊弘君) 一つの認識として、アメリカではこのグリホサートについて使っていたモンサントが訴訟を起こされて今もう負けそうなんですよね。そうしたことを考えたときに日本でもモンサントに由来するグリホサートを使っている、ラウンドアップという商品名ですけど、使ってたりすると大変な事態につながっていくんじゃないかっていうことを考えて私は質問してます。その点も含めてぜひ認識を今後検討していただきたいなと、そんなふうに思いますがいかがでしょうか。 ◎教育部長(市川暁君) 適切な使い方になるように考えていきたいと思います。 ○議長(寺田幹根君) これにて、通告による一般質問を終結します。 ○議長(寺田幹根君) 以上で本日の日程は終了しました。 明日は午前10時から本会議を再開し、議案に対する質疑を行いますので、報告します。 ○議長(寺田幹根君) 本日は、これにて散会します。ありがとうございました。   午前11時52分 散会...